皆さんこんにちは!山村組NEWS事務局です。
新年からバタバタしているうちにもう2月です・・・。
先日、節分の豆まきでじゃんけんに負けて鬼役だったために、
豆を投げられながら寒空に追い払われました(;_;
さて元旦の能登半島地震から1か月が経ちましたが、
まだまだ復興へのスタートラインにも立ててない状態ですね・・。
日本は世界的にも稀な地震大国なので、どこでいつ地震が起きても
おかしくはないという状態にあります・・。
中でも以前より言われているのが「南海トラフ巨大地震」ですね。
日本の歴史を振り返ってみると、大体100~150年前後で発生しています。
前回の地震が戦後間もなくの1946年だったので、そろそろ・・となっているわけです。
私どもの会社でも何回かその話を取り上げており、現在災害の備えを対策中です。
でも災害の備えってどうしたらいいんだろう?って思いませんか??
真っ先に思い浮かぶのは「備蓄」だと思いますが、備蓄品と一口に言っても
「水」「食料」「携帯トイレ」等々色々ものがありますよね。
万が一に備えて保管すること自体はとても大切な事なのでいいのですが・・
じゃあそれらを「どこに」「どのくらい」「どんな形で」という保管方法まで
ちゃんと考えていますか?と言われると・・・う~ん・・となってしまいます。
ただそういったことってどうやって勉強したらいいのかなぁ・・って思ってたんですよね。
ネットで調べても「こんなものが必要です」「これぐらいの量が必要です」って分かるだけで
保管に必要なスペースとか分からなくて・・・
そんな悩みを抱えてたら所属するトラック協会で「災害物流専門家」の研修の案内が
届いたので、何かの参考になればいいなぁと思い参加してきました。
※本当は11月にもあったのですが、その時は即日満席になって間に合いませんでした・・。
災害物流専門家という言葉を初めて聞いたかもしれませんが(すいません・・私もそうです・・・)
簡単に言うと、災害が起きた際に集まる救援物資をしっかり避難所へ届けるために
アドバイスしたり、配車計画を立てる専門家のことなんですよ!
東日本大震災や熊本地震など、これまでにも大きな地震は度々起こっているのですが、
災害が起こった時って、ありがたいことに他の地域から様々な支援物資が被災地に
届けられます。ただ1つの地域に全国からくるのですぐにキャパオーバーになったり、
仕分けが上手くいかないまま賞味期限を迎えて廃棄したり・・・と被災地ならではの
苦労もあります・・・。支援物資が上手く配送できないといった問題を少しでも解消する
ために、運送や倉庫など物流に携わる人間が、アドバイザーになって物資のスムーズな
受け入れや配送を行いましょうという目的で誕生したのが「災害物流専門家」というわけです!
物流って簡単そうに見えてかなり難易度高い仕事ですからね・・・。
1.1m×1.1mのパレットに2Lの水は何ケース置けますか?なんて言われても
日頃から関わってないと何段積んで良いのかの判断さえできませんよ・・。
まぁそんなこんなで研修を受けてきまして・・一応「災害物流専門家」に認定されたので
今後はこういった災害に関することをもっと勉強して、きたる「南海トラフ大地震」に
しっかり備えたいと思います。
できれば今ある備蓄物資を5年後とかに「結局地震起こらなかったね」なんて笑いながら
社内で配布できたら良いですよね♪
皆さんの災害対策方法はなんですか?よかったら教えてください。
そんなに遠くない将来にやってくる大地震のために自分が今できることを
しっかりとやっていきましょう!
それではまた次回♪山村組NEWS事務局でした。