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働く車【アームロール車編】

こんにちは!山村組NEWS事務局です!
最近はやっと朝晩が涼しくなって、過ごしやすい時間が増えてきましたよね!
私、、秋が大好きなのでここからは楽しみの季節なのです!
(食欲の秋とか・・読書の?・・食欲の秋とか・・笑)

さて個人的な話はともかく、本日ピックアップするのは働く車です!
前回ユニック車のお話をさせていただいたので、今日は違う車の話をしたいと思います。

今回取り上げる車は「アームロール車」です!
ユニック車に比べると名前を知ってるって意見が少ないのですが、、
姿を見ると「あぁ~見たことある」って声をたくさんいただきます!
どんな車か、、どんな働きをするのかをまとめてみました!

【マルチタスク車の象徴!アームロール車とは・・】

①アームロール車はどんな車?その特徴は?

まずはアームロール車の姿から確認してみましょう!街中ではよく
走っているので1度は目にしたことがあるかもしれませんね!


これがアームロール車です!

アームロール車を見たとき、すぐに目が行くのは後方のコンテナですね!
そう!アームロール車はコンテナを背負う作業用のトラックのことなんですよ!
シャーシの部分にアームが装着されていて、そのアームを利用して荷台部分の
取り外し作業を行うのが最大の特徴です!

荷台部分にコンテナを積んだり下ろしたりと、トラックというよりは
トレーラーに近い作業を行う車両なのかなと思っています!

②アームロールは通称!?その名前の由来は?

ところで、こういったタイプの車は全てアームロール車という名前なのでしょうか。
ユニック車の時も「ユニック」は通称なんですよって話が出てきたかと思います!
今回も同様です!アームロール車というのは正式名称ではありません。

実際にアームロール車の車検証を見てみると、アームロール車とは書いていません。
おそらくは「脱着装置付きコンテナ専用車」みたいな記載が書いてあると思います!
その他には「脱着ボディー車」なんて呼ばれ方もしますね!

名前の由来に関してはユニック車と同じです!そう・・メーカーの商品名なんですよ!
この系統の車はメーカーごとに呼び名があるのでご紹介しましょう♪

ⅰ. アームロール車【新明和工業株式会社】

ⅱ. フックロール車【極東開発株式会社】

ⅲ. ロールリフト車【イワフジ工業】※令和2年3月31日 販売終了

ⅳ. マルチリフト【ヒアブジャパン】

と、こんな感じで種類と呼び名は多岐に渡ります!
とは言え性能にはほとんど差はないので、特に気にすることもありません!

【アームロール車はどこで活躍する?】

アームロール車がどんな車か分かったところで、次は実際にどんな場所で
利用されてる車なのかを見ていきましょう!

①産業廃棄物収集運搬

アームロール車の使用頻度がダントツで多いのは産業廃棄物の収集運搬の現場ですね!
もちろん私ども山村組も産業廃棄物に関連する業務をやらせていただいているので、
アームロール車はたくさん所有しております!
廃棄物を排出するお客様の下に、前もってコンテナを置いておき、そのコンテナに
廃棄物を入れてもらいます。コンテナが満杯になった頃合いを見て、運転手が
空のコンテナを持ってきて、満杯のものと入れ替えるという作業を行っています!

②産廃以外の活躍の場所

アームロール車が積むコンテナは産廃の専売特許ではありません!他にも・・・
建材を運んでみたり、土砂の運搬にも使われます!変わった使い方って思われるのは
重機の運搬なんかにも活躍してくれる車なんですよ!

【アームロール車の操作方法は?資格・免許は必要?】

ユニック車を操作するときは、小型移動式クレーンと玉掛けの技能講習が必要でしたよね!
アームロール車はどうなのでしょうか?操作についてまとめてみました!

①もちろん必須!運転免許証

アームロール車だって車なので、まずは何と言っても運転免許証が必要です!
ユニック車の時と同じように車両の重さで、必要な運転免許証が異なるので注意です!

こちらもチェック♪【ユニック車両編】

②フックの操作に技能講習は必要??

免許証は運転に必要なだけで、フックやアームの操作には関係ありません。
じゃあアームを操作するときどうなるのか・・・実は・・・何の資格もいりません!!

こうやって言うと「嘘~」って声をいただくのですが、、本当に何も必要ないんですよ!
その分コンテナ操作はテクニックが必要なので、必要なのは練習のみですね!

③実際の操作方法は??

実際にアームの操作をしましょう!となった時はどうすればよいのでしょうか?
アーム操作の手順をまとめてみました!

ⅰ. まずはPTOスイッチをONに!

「作業車」と呼ばれる車には運転席の付近にPTOと呼ばれるスイッチが存在します!
これは「パワーテイクオフ」の略なのですが、ざっくり簡単に説明すると・・・
「エンジンの回転を油圧に変えて、走行以外の作業に必要な力を生み出す」といったところです!
こんな感じのスイッチです!
このPTOを作動させることでアーム操作の準備が整います!
PTOの詳しいシステムについては、また別の機会にお話ししますね!

ⅱ. リモコンを使って荷台部分を操作

PTOが作動して、荷台の操作が可能になったらあとはリモコンを使って操作します!
アームロール車やダンプは、リモコンやレバーで操作できます!
コンテナを積んだり下ろしたりするだけじゃなく、積んだまま荷台部分を上昇させることも出来るんですよ♪

ⅲ. ハンドル操作には注意!トレーラーと同じ動きになることも・・

コンテナを操作するときは、もう1つ注意しなければならないことがあります!
それはコンテナのローラーが地面についている時です!この場合だと、トレーラーと同じ
ように動くのですが、注意すべき点は何と言ってもバック時における操作ですね!
※最初に進む方向と逆にハンドルを切りつつ、修正していくので違和感が結構あるんですよ。。
何の世界でも大事なことは基礎練習ですので、こればかりは慣れるしかないですね笑

【過積載に注意!発生しやすい理由は・・・】

トラックやダンプ等の運転で特に注意しなければならない事の1つが、過積載です!
コンテナを背負うアームロールは、けっこう過積載が起こってしまいがち・・・。
気を付けていても起こってしまうのはなぜなのか・・考えてみましょう!

①コンテナの重さも計算してる?

最も大きな理由としては、コンテナそのものの重さを計算していない(計算が甘い)ことですね!
コンテナ事態も1tを超えてくるほどの重さがありますので、本来ならその点も配慮しなければ
ならないのですが、ついつい・・・なんてのはよくある話です。。
ですが、それは過積載をして良い理由にはなりませんので要注意です!過積載は事故の原因になる
ことはもちろん、車体にも大きなダメージを与えることになるようで絶対にやめましょう!

②コンテナの中には気にして入れない

もう1つの理由としては、コンテナに廃棄物を入れる際や、
溜まった時の重量は気にしてない点にあります!
普通に生活していて、ゴミを出すときにいちいち重量なんか気にしませんからね!
コンテナを入れ替えてみたら重さがかなりあって、計ってみたらオーバー・・なんてこと
もよくある話です。
こういった場合は、再発防止だけ気を付けるしかないので、しっかりと
運搬業者と荷主との間で話し合いをすることが大切です!

事故が起こってからでは遅いですし、現在は罰則もかなり厳しくなりました。
お互いに気を付けて安全に運搬していきたいですね!

【終わりに】

さて今回は、アームロール車と呼ばれる車について、まとめてみました!
ユニック車の時も感じますが、便利なものも使う人の使い方次第では凶器になります。
初心を忘れることなく1つ1つ丁寧に作業したいですね!

それではまた次回!山村組NEWS事務局でした!

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